・*:..。o○君の歌声○o。..:*・

傲慢と無垢故の自意識過剰、 それもまた愛すべき 暴君 、

きみの温かさを思いだした


今日は、住宅資材の企業での説明会。
社長が代替わりの時期を迎え
新しい会社へと生まれ変わっていくとのこと。
現社長はとても、会社が好きで社員が好きで
仕事仲間、というより家族、といった雰囲気だった。
やっていることは魅力的。
でも、企業が求める人材に私は当てはまっていないなと思う。
受けられるなら、いけるとこまで頑張ってみようと思う。
第一志望の企業との差も出来た。
やっぱり、設計部があるのは大きい。

私は、設計がしたい。
ものがつくりたい。



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昨晩、眠れなくて
ゆえにお手紙を書いた。

荷物の中に紛れさせたけれど
すぐ見付けて読んでくれた。

電話がかかってきて
話がしたい、と。

部屋を少し片付けて、
きみがやってきて
いつもなら炬燵を挟んで真向かいに座るのに
今日は隣へ座った。

手が真っ赤で、外が凄く寒かったのが分かったから
触れたら、
きみがぎゅって抱きしめてくれた。
否、頭を撫でてくれたのが先かもしれない。

静かに話し始めてくれた。
いつもなら、泣いてしまうだろうに
今日は優しい声のまま
ひとつひとつ、話してくれた。

こんがらがって、千切れてしまいそうだった
私たちの仲。

二人で、ちゃんと話すことで
ちゃんと解決できました。

仲直り。


ぎゅってしたかった、ぎゅってされたかった

互いにそう思ってたのに、
距離が出来て触れることもしなくなって。


頑張ったね、偉かったね
って
わしゃわしゃ、頭を撫でてくれて
思わず泣いてしまった。


やっぱり、甘えたかったんだなあって。
きみに、
認めて欲しかったんだなあって。


互いに、出来てしまった距離のこと
傷付けあった事、
信用について、いろいろ思うことはあって
それもちゃんと話せたから

また、一緒に歩いていきましょう、と
笑えるようになりました。


きっと、必要なぶつかりだったんだと思う。
これからも一緒に居る為の
大事なポイントだったんだと思う。


きみの手を離さないで済んだこと
本当に良かった。


だいすきなんだよ、って
お互いに云い合って、
2週間ぶりにキスをした。

触れるって大事だなあと思う。
こんなにも、すれ違ってたものが
混ざり合うんだもの。


きみとの未来を、
ずっと描いていけますように。

また、一から積み上げましょう。
7年の月日は、そう簡単に無くならないんだから。

またきっと、きみを
心から信じられる日が来ますように。

愛し愛される日々が、続きますように。



=遊兎=