・*:..。o○君の歌声○o。..:*・

傲慢と無垢故の自意識過剰、 それもまた愛すべき 暴君 、

鋭利なものよりも鈍い刃物で

綺麗に刺してくれたなら、
痛くなんてなかったのに。
傷だって残らないのに、
きみが刺したのは
ボロボロに刃こぼれした刃物。

ああきっとこの痛みは残る。

興味ない、だってさ。
2年も経てばきみも変わってしまう。

私も、変わってしまったんだろうか。


きみを嫌いになれるだろうか、
今度こそ、追わないでいられるだろうか。

きみの言葉に傷つかないような
きみの行動に揺れ動かないような

何も感じない、
他人、になれるだろうか。




やっぱり、好きだという気持ちは罪だった。
それだけは、わかったよ。

=遊兎=