少しまだ肌寒い夜だ
彼のお母さんから
招待葉書をいただいて
白日会の展示にいってきました。
ずっと好きな作家さんが所属しているから
いつか必ず行きたいと思っていた。
昨年、彼のご実家に遊びにいったとき
お母さんのお知り合いが
白日会に絵を出していることを教えてもらった。
凄く話が弾んだのを覚えてる。
お友達から送られた葉書を
今年は行けないからと譲ってくれた。
大好きな画家さんの絵は、
展示室の一番奥に
静かに飾られていた。
綺麗な絵だった。
なぜかいつも、泣きたくなる。
表情の見えない絵なのに
絶対に愛しい女の子だと確信している。
ずっと眺めていたかった。
目に焼き付けて帰ってきたけれど
可能ならもっともっと見ていたかった。
彼と穏やかなお休みを過ごしている。
とても幸せだ。
彼のご友人に作曲家がいて、
式でピアノを引いてもらうことになっている。
選んだ曲は、
彼との思い出の曲。
演奏してもらうのが楽しみだ。
=遊兎=