・*:..。o○君の歌声○o。..:*・

傲慢と無垢故の自意識過剰、 それもまた愛すべき 暴君 、

ないとさま

匂いの記憶は時に残酷

探していた香水。 サムライ 47。 煙草の匂いが、私にとっての彼の香りだったけれど 唯一、きみの口から聞いた香水の名前がそれ。 1度だけ、身につけてるのを嗅いだ事がある。 紫煙に混じっていたのか、 記憶が曖昧で、 それでも、忘れられなかった名前。 廃…

赦しを請い続ける

就職が決まったら、 研究の合間を見て、 お母様にご挨拶に行こう、と思う。 私は元気です、と ただ、それが何になるかも分からないけれど きみを覚えていて、 待っている人間が まだここに居ますよ、と 云いたいだけなんだと思う。 きみの逃げ場になれなかっ…

置いていかないで。

文庫本を読んだから、だなあ。 今回の本は、珍しく ミステリーじゃなくて、恋愛物。 詳しくは明日にでも書こうと思います。 でも、それまでに この感情は、書き記しておかなければ いけないと思ったから。 ないとさまがいなくなって、 もう1年以上経ちます。…

ひとつの区切り、も大事でしょう

あの子のメールフォルダを作ったの。 そして、 きみのフォルダを消すことにしたの。 これは、私にとって ひとつの儀式みたいなものだから。 何度消したっけ。 何度作ったっけ。 忘れちゃったよ、 きみはすぐ、居なくなるから。 保護メールだけは、 消さない…

秘めごと、宝箱。

そろそろ、 このブログの謳い文句も 変えるべきかな、と 唐突に思う。 今のも随分長いしね。 昔は、1年単位で 誕生日がくると変えていたのだけれど。 ないとさまと出逢ってから、 変えずに居たんだっけ。 気に入っていた、というよりも 何かのまじないみたい…

いつだって私の中心は、

誰かと居るのに、 きみのことが 頭をよぎってしまう 自分が大嫌いだ、 きみはもう 帰ってこない、 私のことなど もう要らない、 そう ちゃんと分かったのだから 決別すべきなのに 何を怖がってるの、 失うことなんて 今更じゃない、 はじめから手にないもの…

大切にしたいものばかりだ

失くならないように そっと両手で包み込めたら。 壊さないで済んだだろうか。 ******* きみのお母さんから グリーティングカードと 図書カードを頂いた。 本当に 優しい方だな、と思う。 こんな形でなければ もっともっと お話しがしたいのに。 頂いた図書カ…

いっそのこと飼い殺して

知れば知るほど きみのこと 嫌いになっちゃいそう。 首から下げた 指輪は3つ。 動く度にリンと鳴る、 まるで鈴みたいで。 歩いても、 寝返りを打っても、 ここにいる、と隠せない。 自己主張して、 逃がしてくれない。 寝ても覚めても 私は囚われている。 …

終わりの合図を鳴らして

『現実と非現実の両方に きみは生きているから辛くなるんだね』 なんでもお見通しみたいな きみの口調。 今でも狂い無く思い出せる。 今こうして普通に生活をすることや 設計をしながら大学に通ったことや 友人と遊んだり 資格の勉強をすることが 現実なのな…

本当はもう何もしたくない

綺麗な想いだけで きみを映写し続けたかった。 お伽話のままで そっと残しておきたかった。 ******** 外で起きている問題と 私の中で起きている問題が あまりにも観点が違いすぎて 感情が混じらない 合理的で義務的な行動ばかり出る。 対峙しているものが 両…

君の傍が好きだったんだ

いつも新しいものが流れ込んでいて 物珍しいもので溢れてて 光も闇も綺麗だった。 私もいつか そのコレクションになりたい、って 口にこそ出さなかったけど ずっと憧れてたよ。 ******* 大阪からの帰り。 アパートの近くのお家猫さんのひなたぼっこに遭遇。 …

逃げも隠れもしないよ

たくさん泣くこともなく 少し腫れたままの目に アイシャドーを引いた。 色が悪いと云われた唇に ピンクのグロスをのせた。 普通の朝。 少し夢をみたけど 何もなかったように ちゃんと起きた。 用意を済ませて 電車に乗って。 昼過ぎには 見慣れた町に着くだ…

エレファント・ブレス

本を読み終えた途端、 空白がやってくる。 平気だと ちゃんと笑えるのに 急にね 心細くなるんだ。 私はひとりなんだ、って。 自分で望んだ筈なのに 情けないよね。 きみが居なくても ひとりで歩いてゆけるように 強くなったのにね。 きみの居場所は そこじゃ…

強くなりすぎたのかな

泣いたら 楽になれるだろうけど 悔しいのかな 泣きたくない。 きみの中を覗いたのだから 嫌われる覚悟、できてるよ。 きみの友人に連絡をとった時点で それはできてたけど、ね。 きみが居なくても 平気なんだ、私。 待っていられる、 捜しにも行ける、 受け…

重くなったネックレス

私が死んだところで きみは泣かないし きっと、葬式にも来ない。 夢から醒めた、みたいに 魔法は解けてしまって 腐った溝の中を泳いでるみたい。 ねえ その娘なら 一緒に飛べるのですか。 小説を書き続けられるのですか。 ライヴハウスやレーベルのことも 諦…

3階じゃ死に切れない

知りたくて 自ら行ったのにね。 知りたくなかった、なんて 云う権利ない。 ごめんね、 きみを土足で踏み荒らした。 踏み込ませたくなかったから 話さなかったんだよね、 逃げて来なかったんだよね。 お母様やご家族のために やれるところまではやるけれど 連…

電車の中に君を捜して

寝付ける訳もなく、 腫れぼったい目に強張った口元。 顔色が良くないのは元々。 頭がいっぱいで、 少ししんどい。 大学に行くよりも早い時間に 電車に乗り、 ヘッドフォンで遮断したまま、運ばれる。 荷物を最低限まで減らしたから リュック1つで済んだけど…

何も持たずには行けないのだよ

明日は、きみのお家に行く。 あっと云う間だったな、 先日、君が居なくなって半年経って もう数日で、 それを知らされて1か月。 まだ先だと思ってた日が あっという間にやってくる。 きみも、あっという間に 帰ってくればいいのになあ。 ********* 着替え入…

Innocent mind...

この日記、 見てたりしないかなあ。 土曜日のね、お昼過ぎ きみの家の最寄駅で、 お母様と待ち合わせ。 その日は、その近くのホテルを取ったから 1泊してくよ。 もし、 きみが近くに戻ってきていて 帰りたいなあとか、思うことがあったら 一緒に謝ってあげる…

淋しさを塗りつぶせなくて

お母様から、 週末の確認と一緒に 写真を持っていないか、持っていたら 見せてもらえないか、という お願いメールが来た。 私が持ってる、きみの写真なんて 3年も前に一緒に撮ったプリクラと 逢ったときにきみがふざけてポーズを決めてたときの写真くらいで …

アクアソーダ味ののど飴

今までは、飾り付けてた手。 今では、働く手になっている。 増えたささくれと 歪になってしまった爪。 血色の良い肌とアレルギーの痕。 似合わないね、 創り上げてた自分と かけ離れた今。 それでもなんとなく、 受け入れられている自分が居る。 ********** …

働くことにも随分慣れた

今日も良い天気。 昨晩、遅くなった割に 寝坊もせず、ちゃんと起きて出勤。 パートの方にまで頼りにされとる。笑 お昼休みです。 おにぎり一つと、グミ。 糖分摂って午後からも頑張らなきゃー。 食べたら少し、血圧が下がってしんどいなあ。 早くあがれば良…

大したことじゃないんだけれどね

ニュースで流れる、 事件とか事故とか 被害者にも、加害者にも きみの名前が無いかと ヒヤリとするんだ。 ニュースを見るのが 怖くなって、 最近は、無意識に避けてしまっていたのだけれど 通り魔事件とか、さ きみの住んでた辺りだし、 やっぱり、全部遮断…

伸びた爪が痛めつけるの

大阪へ行くために ホテルを予約した。 安くて、 特に何も無くて チェックインからアウトまで 誰とも話さなくて済むような ホテルを選んだ。 きっと きみの家に行ったら いろいろ、考えて 頭いっぱいになるし きみのお母さんと話すだけでも 泣いて止められな…

やるべき事は諦めない事

眠れなかったから、 そのまま、 日焼け止めだけ塗って 郵便局まで行ってきた。 友人への贈り物。 今日の任務は完了で あとの時間は惰性のように過ごすんだろう。 部屋に風を通す。 北側だから、 日の光も風も上手く入らない。 朝方、 行方不明者捜索のコラム…

一緒に食べたかっただけ

見付からない不安で 気が狂いそうで。 当然のように 過ぎていく日常が 怖くてたまらない。 きみがいない それだけで 私は壊れるんだ。 ******** 美味しいものを食べたときに 真っ先に浮かぶのはきみの顔で 今度会ったら、 作ってあげたいな、って 一人でわく…

間違い電話に踊らされる。

目が覚めて 着信を知らせるアイコンが出てた。 知らない固定電話からの着信。 知らない番号からの電話には基本的に出ないし その番号を検索して どこからの電話か特定してから 掛け直す癖が昔からあって 今回のは、掛かってきたのにも気付かなかったので 検…

大丈夫じゃないことだらけ。

どっかの馬鹿は 今頃、どこで何をやってるんでしょうね。 6月中頃に バイトの御休みをいただくことにして 大阪へ行ってこようと思います。 お母様とお話する約束もあるし きみの部屋を見せてもらって 少しでも手がかり捜さないとね。 メールを出した。 何も…

憎悪を吐き出して泣くんだ

たまたま、 最近好きになったアーティストのライブを調べてたら きみがあの時勧めてきた アーティストと対バンするライブがあることを知った。 きみに云ったら喜んだかな。 一緒に行きたいね、って 云ったかな。 チケット安いよ、 まだ余ってるみたいだよ。 …

一人で居るとダメなんだあ

せっかく、 2日ほど、きみのことで 泣かなかったのにな。 ふとした拍子に 内側から湧いてくるんだもの、 かないっこない。 少し甘えてくるきみが 可愛くて仕方なかった。 普通なら、 別の人なら、 すぐに跳ね退けていたのにね。 奔放なきみと 好きなものの話…